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農場の法則
農場では春に種をまき、夏に手入れをし、毎日毎日水をあげ、秋に収穫します。
必要な行程を果たし、作業を行わなければ農作物は収穫できません。
蒔いたものしか刈り取ることができませんし、そこに近道はないのです。
自然界では当たり前のことですが、人間社会にも当てはまるのでしょうか?
「農場の法則」とは、コツコツ努力を積み重ねて成果を上げる法則のことです。
苦しさもあるかもしれませんが、成果をあげられると心の底から喜べるものなのです。

農場の法則に反するとどうなるのか
種をまかず、世話をせず、水もまかずに遊びほうけて、果たして実がなるでしょうか。
絶対になりません!
こういった言葉を知っていますか?
『一夜漬け』:前の日になって慌てて勉強したり、用意したりすること
『付け焼き刃』:一時その場を間に合わせるために、フワッと習い覚えること
一夜漬け、付け焼き刃を人間社会でしたらどうなるでしょうか?
その場をつくろってみたり、ときには偶然に良い成績を取ることがあっても本当の力はつかず、短期的にごまかしているだけの人になってしまいます。

スポーツでも同じ
「飛んだら落ちる」という重力の原則と同様、逆らったら地面に落ちるのと同じように、怠けていたら成功はないというわけです。
何か目的を達成したかったら、近道はありません。
種をまき、世話をして、収穫まで絶えずコツコツ努力を続けることが大切なのです。
スポーツでも同じことが言えます。
土を耕す:良い睡眠、良い食事、質の高い学習、適度なリフレッシュの時間をもつ
種をまく:新しい技術を学ぶ
手入れと水やり:学んだ技術を復習する
収穫:本番(試合)で成果を上げる、試合で勝利する
小さなことからコツコツと。
毎日の積み重ねが、未来の可能性を広げていってくれるのだと思います。

