こんな経験ありませんか?
ある失敗体験をしてしまったために、「もうだめだ…。」と思い込んでしまい、挑戦をあきらめてしまう。そんな経験をしたことはありませんか?
私は、学生の頃から英語が苦手でした。その感情は、初めての英語テストと紐づいています。中学校でのテストの点数が悪かったので「自分は英語に向いていない」と思い込んで、英語の勉強をしなくなりました。そして、ますます英語のことが嫌いになった時期がありました。今思い返してみると、ほんの些細な出来事でしたね…。
でも、今は英語にとても興味があります。得意ではありませんが、普段の練習メニューもほとんど英語で書きますし、気になった英単語はすぐに調べるようにしています。そこで思うのです。
「私は、本当に英語に向いていなかったのだろうか?」
今日は、2つの生き物を例にして「思い込み」というテーマで書こうと思います!
ノミのジャンプ
1つ目の生き物は、ノミです。ノミは運動能力が素晴らしく、通常2m近くジャンプするそうです。ある時、高さ50㎝程度の透明な箱をかぶせてみました。飛び出そうとしても、この箱の天井が邪魔をして跳ね返されてしまいます。ノミはあきらめず何度も何度も飛び出そうと挑戦します。10分後、かぶせた透明な箱をどかしてみました。これで通常通り2m近くジャンプができるはずです。ところが、箱がないにも関わらず50㎝程度しか飛ぶことができなくなっていたそうです。。
ゾウと鎖
1つ目の生き物は、ノミです。ノミは運動能力が素晴らしく、通常2m近くジャンプするそうです。ある時、高さ50㎝程度の透明な箱をかぶせてみました。飛び出そうとしても、この箱の天井が邪魔をして跳ね返されてしまいます。ノミはあきらめず何度も何度も飛び出そうと挑戦します。10分後、かぶせた透明な箱をどかしてみました。これで通常通り2m近くジャンプができるはずです。ところが、箱がないにも関わらず50㎝程度しか飛ぶことができなくなっていたそうです。。
ノミやゾウは何度も何度も失敗を繰り返すうちに、自分の能力を発揮しようとしなくなりました。「もう…だめだ」と思ってしまったのでしょう。しかし、人間はノミやゾウよりもはるかに賢い生き物です。人間は、何度も失敗しなくても、たった一度の失敗で「あきらめる学習」をしてしまい、「もう…だめだ」となってしまうことが多いそうです。人は、簡単に「失敗の習慣」を身につけてしまいます。
これは実に、こわいことです。この「思い込み」のせいで、できる(できるかもしれない)にも関わらずあきらめてしまい、何も行動しなくなるのは本当にもったいない話だと思います。
脳科学的に見ても、「思い込み」は、その後の自分の行動を制限してしまうことが分かっています
あなたは、何を見る?
この動画が伝えているのは「あなたが見ようとしていないものは、見逃すのは簡単だ」というメッセージです。白いボールを見ようとしていると、ムーンウォークをしている熊の存在に気づくことはできません。脳科学の知見より、人は「見たいものを、見たいようにしか見ない」「見ようとしているものしか見えない」そうです。ネガティブなことばかり考えていると、目の前のネガティブな情報しか入ってこず、結果的に行動もネガティブになってしまいます。「思い込み」は良くも悪くも、私たちの人生を大きく左右しそうです。繰り返しますが、「思い込み」のせいで、できる(できるかもしれない)にも関わらずあきらめてしまい、何も行動しなくなるのは本当にもったいない話だと思います。だからこそ、毎日小さな成功(勝利)を積み上げることが大切です!
「毎日、小さな一歩を。」
鏡の前の自分に言い聞かせ、今日を始めましょう!